過去と未来が交錯する場所 ~ラグオルへの帰還 ネオ イクシア再び③~ [記憶のかけら(PSO)]
エクセラです。
今回も記憶のかけら(PSO編)の続きの話です。
昨年2010年12月27日 24時をもって、PSOBBがサービス終了したことを受け、
PSOBBをはじめた頃の記憶のかけらを掘り起こして綴ります。
オークションでクローズドβトライアルのディスクを入手した私は、
早速、PSOBB(トライアル)のラグオルに降り立つキャラクターを作成しました。
そのキャラクターの名前は、Neo Exia(ネオ イクシア)。種族はハニュエール。
初代PSOで創作し、PSO(Ver2)では私の分身としてオンラインで活動していたキャラクターの名前です。
ここまで、PSO(Ver2)からFF11とオンラインゲームの世界を体験した私ですが、
この頃は、リアルとオンラインの狭間で考え事をすることが多く、少し心に余裕がなくなっていました。
オンラインゲームの良いところは、自宅にいながらにして、遠く離れた見ず知らずの方々とコミュニケーションが取れることですが、リアルの世界と同じで、人が集まれば、それぞれの考え方の違いにより、意見が衝突することもあり、最悪、友達やグループが分裂してしまったりと精神的に辛いことがあります。(私はPSOでもFFでも、そういう場面を何度か見てきました。)
オンラインでは、恐らく、純粋に人の気持ちが表に出やすく、
リアル以上に人間関係について、考えさせられる事が多いように思います。
詳細は省くとして、上記の内容をきっかけとして、私はFF11からしばらく離れることになり、
この後、PSOBBをはじめるまでの間、ずっと考え事をしていました。
以前に書いた、"終わりのはじまり ~追憶:Seraph(セラフ)の地、オプニングの場所~"の話は、
時系列で、PSOBBをはじめた数ヵ月後にヴァナ・ディールに戻った時の話となります。
(オプニングの場所は、最後の話がもう一つ残っていますので、また今度綴ります。)
さてさて、前振りはここまでにして。
PSOBBをはじめることにした理由は、
もう一度、オンラインの中で、純粋に心穏やかに楽しい事だけを考えられるようにと、
原点のPSOの世界に最初に作ったキャラクターで初心に戻ってみたかったのです。
PSOBB用に作成したキャラクター Neo Exia(ネオ イクシア)でクローズドβトライアルのロビーサーバーに接続、ロビーで部屋を作り、宇宙船パイオニア2から、惑星ラグオルの森のステージに降り、お試しで、森のステージをボスのドラゴンを倒す所まで、一通りPLAY。
森のステージは、初代DC版のPSOのものから変わっていませんが
久々にオンラインでPSOを体験する事が出来て、とても懐かしく、感慨深いものがありました。

このあと、クローズドβトライアルの期間中、私は、PSOBBでのパーティプレイも試してみようと
私が作成した部屋の鍵を開け、部屋に入ってこられた見ず知らずの方と一緒に冒険してみたのですが、予想外の場面に遭遇しました。
一人PLAYと同様に、森のステージを他のプレイヤーの方とご一緒し、
ボスを倒したところで解散としたのですが、解散前にパーティのお一人から声をかけられました。
パーティのお一人
「ネオさん、前にお会いしてますよね?」
Neo Exiaの名前を再び使う事で、このような場面に遭遇する事はあるだろうと思っていましたが
自分の考えていた以上にオンラインの世界は狭く、心の準備もまだ出来ていなかった為、
私は考えるよりも先に、無意識にキーボードを打って、返答を返していました。
私
「えっと。人違いじゃないでしょうか?
同じ名前の方って他にもいらっしゃるのですね。」
パーティのお一人
「え、でも、DCの時に確か」
私
「すいません。人違いだと思いますから。」
私は素っ気ない返事で、人違いだと言い張り、パーティを解散する事にしました。
(・・・。)
(私はまだ人に対して、警戒心を抱いている。)
(FFのフィラメントの時と同じように、全てリセットして、PSOBBでは別の名前を使うべきなのか・・・?)
今回はここまで。
次回に続きます。
今回も記憶のかけら(PSO編)の続きの話です。
昨年2010年12月27日 24時をもって、PSOBBがサービス終了したことを受け、
PSOBBをはじめた頃の記憶のかけらを掘り起こして綴ります。
オークションでクローズドβトライアルのディスクを入手した私は、
早速、PSOBB(トライアル)のラグオルに降り立つキャラクターを作成しました。
そのキャラクターの名前は、Neo Exia(ネオ イクシア)。種族はハニュエール。
初代PSOで創作し、PSO(Ver2)では私の分身としてオンラインで活動していたキャラクターの名前です。
ここまで、PSO(Ver2)からFF11とオンラインゲームの世界を体験した私ですが、
この頃は、リアルとオンラインの狭間で考え事をすることが多く、少し心に余裕がなくなっていました。
オンラインゲームの良いところは、自宅にいながらにして、遠く離れた見ず知らずの方々とコミュニケーションが取れることですが、リアルの世界と同じで、人が集まれば、それぞれの考え方の違いにより、意見が衝突することもあり、最悪、友達やグループが分裂してしまったりと精神的に辛いことがあります。(私はPSOでもFFでも、そういう場面を何度か見てきました。)
オンラインでは、恐らく、純粋に人の気持ちが表に出やすく、
リアル以上に人間関係について、考えさせられる事が多いように思います。
詳細は省くとして、上記の内容をきっかけとして、私はFF11からしばらく離れることになり、
この後、PSOBBをはじめるまでの間、ずっと考え事をしていました。
以前に書いた、"終わりのはじまり ~追憶:Seraph(セラフ)の地、オプニングの場所~"の話は、
時系列で、PSOBBをはじめた数ヵ月後にヴァナ・ディールに戻った時の話となります。
(オプニングの場所は、最後の話がもう一つ残っていますので、また今度綴ります。)
さてさて、前振りはここまでにして。
PSOBBをはじめることにした理由は、
もう一度、オンラインの中で、純粋に心穏やかに楽しい事だけを考えられるようにと、
原点のPSOの世界に最初に作ったキャラクターで初心に戻ってみたかったのです。
PSOBB用に作成したキャラクター Neo Exia(ネオ イクシア)でクローズドβトライアルのロビーサーバーに接続、ロビーで部屋を作り、宇宙船パイオニア2から、惑星ラグオルの森のステージに降り、お試しで、森のステージをボスのドラゴンを倒す所まで、一通りPLAY。
森のステージは、初代DC版のPSOのものから変わっていませんが
久々にオンラインでPSOを体験する事が出来て、とても懐かしく、感慨深いものがありました。
このあと、クローズドβトライアルの期間中、私は、PSOBBでのパーティプレイも試してみようと
私が作成した部屋の鍵を開け、部屋に入ってこられた見ず知らずの方と一緒に冒険してみたのですが、予想外の場面に遭遇しました。
一人PLAYと同様に、森のステージを他のプレイヤーの方とご一緒し、
ボスを倒したところで解散としたのですが、解散前にパーティのお一人から声をかけられました。
パーティのお一人
「ネオさん、前にお会いしてますよね?」
Neo Exiaの名前を再び使う事で、このような場面に遭遇する事はあるだろうと思っていましたが
自分の考えていた以上にオンラインの世界は狭く、心の準備もまだ出来ていなかった為、
私は考えるよりも先に、無意識にキーボードを打って、返答を返していました。
私
「えっと。人違いじゃないでしょうか?
同じ名前の方って他にもいらっしゃるのですね。」
パーティのお一人
「え、でも、DCの時に確か」
私
「すいません。人違いだと思いますから。」
私は素っ気ない返事で、人違いだと言い張り、パーティを解散する事にしました。
(・・・。)
(私はまだ人に対して、警戒心を抱いている。)
(FFのフィラメントの時と同じように、全てリセットして、PSOBBでは別の名前を使うべきなのか・・・?)
今回はここまで。
次回に続きます。
過去と未来が交錯する場所 ~ラグオルへの帰還 ネオ イクシア再び②~ [記憶のかけら(PSO)]
エクセラです。
記憶のかけら(PSO編)の続きの話です。
ドリームキャスト版のPSOで、オンラインゲームの楽しさを知った私ですが
一方でオンラインゲームの怖さも知ることになりました。
一つは、当時の通信環境の問題。
ドリームキャスト版のPSOの時代は、まだ電話回線でのダイヤルアップによるインターネット接続の時代で、今のようにどのご家庭もブロードバンドでの接続が当たり前になったご時世からは考えられないくらい、ネットへの接続は不自由で、敷居が高く、また、通信費用も高いものでした。
当時は、入居していたマンションの都合で、テレホーダイのサービスを受けることが出来ず
一度、通信費用が2万円ほどになってしまった時があり、唖然としたことを今でも覚えています。
そして・・・、次の問題は私にとっては、心に大きな影響を受けることになりました。
一つは、チートが横行したこと。
もう一つは、いろいろな意味で、無防備で、むき出しの、人の欲望が見えてしまう世界であったこと。
GameCube版のPSOには、興味はあったものの、
やはり、サービス開始後にチートの問題が発生した事と、GameCubeのユーザー層には、低年齢の方も多く含まれており、一部とは思いますが、礼儀の知らない、心ないユーザーも増えたということもあって(初対面というのに、個人情報を聞き出そうとする)、私は、GameCube版のPSOのオンライン接続は、最終的に見送る事にしました。
ただ、正式サービス開始前のトライアルディスクは入手しており(確か予約で入手)、
トライアル時代に少し、オンラインプレイは試してみました。
以下がその時の貴重なスクリーンショットです。

キャラクターの名前には、この時点で、既に、Neo Exiaは使われておらず、Neo Exiaは、私の中で抹消された名前となっており、代わりに、Excelという名前がつけられています。
実は、Excelの名前をつけるにあたっては、私の中で心の整理(Neo Exiaと決別)をするために
ExcelとNeo Exiaにまつわる話を作りました。それが、以前にブログで掲載した内容です。
名前の由来
http://excella.blog.so-net.ne.jp/2009-08-29#more
今回はここまで。
次回に続きます。
記憶のかけら(PSO編)の続きの話です。
ドリームキャスト版のPSOで、オンラインゲームの楽しさを知った私ですが
一方でオンラインゲームの怖さも知ることになりました。
一つは、当時の通信環境の問題。
ドリームキャスト版のPSOの時代は、まだ電話回線でのダイヤルアップによるインターネット接続の時代で、今のようにどのご家庭もブロードバンドでの接続が当たり前になったご時世からは考えられないくらい、ネットへの接続は不自由で、敷居が高く、また、通信費用も高いものでした。
当時は、入居していたマンションの都合で、テレホーダイのサービスを受けることが出来ず
一度、通信費用が2万円ほどになってしまった時があり、唖然としたことを今でも覚えています。
そして・・・、次の問題は私にとっては、心に大きな影響を受けることになりました。
一つは、チートが横行したこと。
もう一つは、いろいろな意味で、無防備で、むき出しの、人の欲望が見えてしまう世界であったこと。
GameCube版のPSOには、興味はあったものの、
やはり、サービス開始後にチートの問題が発生した事と、GameCubeのユーザー層には、低年齢の方も多く含まれており、一部とは思いますが、礼儀の知らない、心ないユーザーも増えたということもあって(初対面というのに、個人情報を聞き出そうとする)、私は、GameCube版のPSOのオンライン接続は、最終的に見送る事にしました。
ただ、正式サービス開始前のトライアルディスクは入手しており(確か予約で入手)、
トライアル時代に少し、オンラインプレイは試してみました。
以下がその時の貴重なスクリーンショットです。

キャラクターの名前には、この時点で、既に、Neo Exiaは使われておらず、Neo Exiaは、私の中で抹消された名前となっており、代わりに、Excelという名前がつけられています。
実は、Excelの名前をつけるにあたっては、私の中で心の整理(Neo Exiaと決別)をするために
ExcelとNeo Exiaにまつわる話を作りました。それが、以前にブログで掲載した内容です。
名前の由来
http://excella.blog.so-net.ne.jp/2009-08-29#more
今回はここまで。
次回に続きます。
過去と未来が交錯する場所 ~ラグオルへの帰還 ネオ イクシア再び①~ [記憶のかけら(PSO)]
エクセラです。
記事として取り上げるのが遅くなりましたが
2010年12月27日 24時をもって、ファンタシースターオンライン ブルーバースト(PSOBB)が
サービス終了となりました。
2004年7月8日の正式サービス開始より6年半、ドリームキャスト版の初代PSO(ver1)から数えると10年、MORPGとして一時代を築いたPSOの一連のシリーズが終焉を迎えました。
私は初代PSOではオフラインのみでPlay、
PSO(Ver2)では、はじめてのオンラインPlayを経験し、
オンライン上の架空の世界、ラグオルの中で知り合った他のプレイヤーの方々との冒険や交流(チャット)に今まで体験した事のない、新しいゲームの楽しみ方がある事を知りました。
その後、以前にも少し、記事で触れましたが
諸事情からGameCube版のPSO1&2ではオンラインには繋がなかったのですが
オフラインではひっそりとPlayをしておりました。
この後、私は別のオンラインの世界 FF11のヴァナ・ディールに活動の場所を移すことになるのですが、もう一度、オンラインのラグオルの中で冒険したいとの思いはずっとずっと持ち続けていました。
そして、私がヴァナ・ディールでの生活に疲れ(周りのペースについていけず脱落、隠居)、
PSOでのんびり遊んだ頃の事を懐かしく振り返ることが多くなった時、PSOBBのリリースとクローズドβテスト開催の情報を目にしました。
http://www.4gamer.net/news/history/2004.04/20040402175044detail.html
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040331/psowin.htm
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040402/psobb.htm
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040405/psosega.htm
私はこの情報に飛びつき、クローズドβテストへ応募したのですが
残念ながら当選できず、それでも悪あがきの執念(?)で、なんとなんと、ヤフーオークションでクローズドβテスト参加用のクローズドβトライアルディスクを落札していました。(この時の自分の行動は、自分であって自分でないような、今、振り返ってみれば、大胆な行動でした。)

ディスクの他にPSOBBのヒロイン?のモモカのマウスパッドも付属しておりましたが
どこか奥にしまいこんでしまっているようで、現在捜索中です。
こうして、クローズドβトライアルディスクを入手した私は、早速、PSOBB(トライアル)のラグオルに降り立つキャラクターを作成しました。
そのキャラクターの名前は、Neo Exia(ネオ イクシア)。種族はハニュエール。
初代PSOで創作し、PSO(Ver2)では私の分身としてオンラインで活動していたキャラクターの名前。
GameCube版のPSO1&2では、私の中では存在を抹消され、避けていた名前。
次回に続きます。
記事として取り上げるのが遅くなりましたが
2010年12月27日 24時をもって、ファンタシースターオンライン ブルーバースト(PSOBB)が
サービス終了となりました。
2004年7月8日の正式サービス開始より6年半、ドリームキャスト版の初代PSO(ver1)から数えると10年、MORPGとして一時代を築いたPSOの一連のシリーズが終焉を迎えました。
私は初代PSOではオフラインのみでPlay、
PSO(Ver2)では、はじめてのオンラインPlayを経験し、
オンライン上の架空の世界、ラグオルの中で知り合った他のプレイヤーの方々との冒険や交流(チャット)に今まで体験した事のない、新しいゲームの楽しみ方がある事を知りました。
その後、以前にも少し、記事で触れましたが
諸事情からGameCube版のPSO1&2ではオンラインには繋がなかったのですが
オフラインではひっそりとPlayをしておりました。
この後、私は別のオンラインの世界 FF11のヴァナ・ディールに活動の場所を移すことになるのですが、もう一度、オンラインのラグオルの中で冒険したいとの思いはずっとずっと持ち続けていました。
そして、私がヴァナ・ディールでの生活に疲れ(周りのペースについていけず脱落、隠居)、
PSOでのんびり遊んだ頃の事を懐かしく振り返ることが多くなった時、PSOBBのリリースとクローズドβテスト開催の情報を目にしました。
http://www.4gamer.net/news/history/2004.04/20040402175044detail.html
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040331/psowin.htm
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040402/psobb.htm
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040405/psosega.htm
私はこの情報に飛びつき、クローズドβテストへ応募したのですが
残念ながら当選できず、それでも悪あがきの執念(?)で、なんとなんと、ヤフーオークションでクローズドβテスト参加用のクローズドβトライアルディスクを落札していました。(この時の自分の行動は、自分であって自分でないような、今、振り返ってみれば、大胆な行動でした。)

ディスクの他にPSOBBのヒロイン?のモモカのマウスパッドも付属しておりましたが
どこか奥にしまいこんでしまっているようで、現在捜索中です。
こうして、クローズドβトライアルディスクを入手した私は、早速、PSOBB(トライアル)のラグオルに降り立つキャラクターを作成しました。
そのキャラクターの名前は、Neo Exia(ネオ イクシア)。種族はハニュエール。
初代PSOで創作し、PSO(Ver2)では私の分身としてオンラインで活動していたキャラクターの名前。
GameCube版のPSO1&2では、私の中では存在を抹消され、避けていた名前。
次回に続きます。