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天下御免の侍戦隊シンケンジャー これにて、一件落着 [アニメ・特撮]

エクセラです。

少々記事にするタイミングが遅くなりましたが
2/7の最終幕(第49幕)を以って、侍戦隊シンケンジャーの放送が終了しました。

※続きはネタバレ含みますのでご注意を。
※加えて、今回は暴走記事です。お覚悟を。
※2/22 リンク追加

いきなりのシンケンジャーの話題で恐縮です。

放映当初は、メインのシナリオライターが
仮面ライダー龍騎、仮面ライダー電王の小林靖子さんという事もあり、
小林靖子さんが戦隊物を手掛けたらどんな話になるのだろう
と興味本位で見始めたのですが、
子供向けの戦隊物特撮番組と侮るなかれ、
大人の鑑賞にも堪えうるドラマ性、緊迫感のある殺陣(チャンバラ)
散りばめられた和の精神(こころ)
和の意匠が取り入れられた能力、アイテム(モヂカラ、書道フォン、折神など)
と見所満載の作品で、最後まで一喜一憂、手に汗握りながら、見ておりました。
(ここまで入れ込んで見た作品は、私としてはケータイ捜査官7以来ですね。)

※殺陣シーンは非常に凝っており、
 シンケンメンバーの剣の構え、扱い、戦い方、それぞれ特徴的で、
 剣を振るったりする時の音響や場面を盛り上げるBGMの使い方も効果的です。(ポイント高し)
 
特に第44幕以降の志葉家18代目当主 志葉 薫(姫)が登場してからの
志葉 丈瑠(殿)の心の葛藤が描かれる模様(さま)は
(メインターゲットの子供には難しい話ではありましたが)
見ている方も色々と考えさせられるものがあり、
第45幕終盤から第47幕序盤までの志葉 丈瑠と腑破 十臓の壮絶な激闘は
生身や馬上での斬り合いも交え、非常に見応えがありました。
(対決の場所も日本を感じさせる印象深い風景でした。)

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腑破 十臓
「・・・(ネタバレな為、略)・・・」
「が、そんな事はどうでもいい。
 俺と戦う、お前はそれだけで十分だ。」

志葉 丈瑠
「それだけ...。」

自嘲的な笑みを浮かべる丈瑠

志葉 丈瑠
「何もないよりかはましか。」

(愛刀シンケンマルを肩に担ぎ、戦闘態勢を取る丈瑠。
 そこには、今まで殿として振舞ってきた丈瑠の面影はなかった。)

腑破 十臓
「これだ。
 存在するのはただ剣のみ。
 するべきことはただ戦いのみ。
 あとは一切の無。
 お前ならここまで来ると思っていた。」

(裏正、喜べ。これから味わうものこそ、最高の・・・。)

志葉 丈瑠
「・・・確かにこれは本物だ。一切嘘がない。」


日下部
「これは!これはなんという...。」

「殿、おやめください。」

志葉 丈瑠
「じぃ・・・」

日下部
「このような戦い、まるで外道衆のような!」

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志葉 丈瑠
「俺がだましていた事も本当(ほんと)だ。ただの嘘じゃない。
 俺を守る為にお前達が無駄に死ぬかもしれなかったんだ。
 そんな嘘の上で何をしたって、本当(ほんと)にはならない。 
 早く姫の元へ帰れ。」

(ネタバレの為、略)

志葉 丈瑠
「俺に・・・。俺にも。」

(嘘だけじゃない。俺にもまだ役目がある。
 今でも俺を殿として付き従ってくれる者達がいる。)

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志葉 薫(姫)
「私より時代錯誤ではないな。
 私は丹波のせいでこの通りだ。

 でも、会わなくても、一つだけ分かっていた。
 きっと私と同じように一人ぼっちだろうと。
 いくら、丹波や日下部がいてくれてもな。

 自分を偽れば、人は一人になるしかない。」

志葉 丈瑠
「…はい。
 ただ、それでも一緒にいてくれる者がおります。」

志葉 薫(姫)
「あの侍達だろ。私もここへ来て分かった。
 自分だけで志葉家を守り、封印までなど、間違いだった。
 一人ではだめだ。」

志葉 丈瑠
「俺もやっとそう思えるように」

(全てが吹っ切れ、自分の存在に意味を見出し、
 今までにない、穏やかな表情を見せる丈瑠。)

>>余談
”自分を偽れば、人は一人になるしかない。”
このセリフは非常に重く感じました。

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暴走気味の内容で書き綴っておりますが、
最終幕での血祭ドウコクとの最終決戦、
生身での名乗りから、捨て身の総力戦で止めを刺すまでの
流れは素晴らしかったです。

最後の出陣前
丹波
「恐れながら、お尋ね致します。
 封印の文字が効かぬ今、一体どのようにドウコクを倒すつもりであるか?」

志葉 丈瑠(志葉家19代目当主 襲名)
「策ならある。力づくだ!」

丹波
「は!? それのどこが策?」

一同爆笑。
そして、満面の笑み。

千明
「そりゃ、そうだ。」

茉子
「確かに。倒すしかないんだもんね。」

流ノ介
「おぉ、殿、素晴らしい策ですぞ。あはは。」

ことは
「うち、頑張ります。」

丹波
「お前達・・・。」

源太
こりゃだめだと肩を落とす丹波に、今までの仕打ちの仕返しとばかり
「心配いらねぇ。まかせとけ!」と大きな態度で親指を立ててみせる。

決戦への決意
千明
「おー、いるねぇ。」

源太
「久々の殿様、ご出陣だ。
 こんぐらいじゃねえとな。」

志葉 丈瑠
「どうあっても、外道衆は倒す。
 俺達が負ければ、この世は終わりだ。」

一同
「おう!」「はい!」

志葉 丈瑠
「お前達の命、改めて預かる。」

流ノ介
「もとより。」

千明
「当然でしょ。」

茉子
「何度でも預けるよ。」

ことは
「うちは、何個でも。」

一同、爆笑。

千明
「いや、1個だから。」

源太
「じゃ、俺達は二人合わせてさらに倍だー。」
ダイゴヨウを掲げる源太

ダイゴヨウ
「もってけ、どろぼうー。」

志葉 丈瑠
「ふ」

志葉 丈瑠、流ノ介、千明、茉子、ことは
「一筆奏上(いっぴつそうじょう)!」

源太
「一貫献上(いっかんけんじょう)!」

志葉 丈瑠
「天下御免の侍戦隊」

志葉 丈瑠、流ノ介、千明、茉子、ことは、源太
「シンケンジャー、参る!」


自ら先陣を切り、勝機を作り、仲間に託す。
血筋の力ではない、努力の賜物で火のモヂカラを会得し、
姫を守る為、葛藤を抱えながら殿として振舞い付けてきた志葉 丈瑠が
最後に、仲間との絆の力で心を一つに、勝利を掴み取る姿は感動的でした。

「策ならある。力づくだ!」と何も考えていないのかと思いきや、
それぞれの役割を考えた布陣は、意外性があり、見ている方も虚をつかれました。

もう少し、侍戦隊の活躍を見続けていたかったですが、
今は最終幕の余韻に浸りつつ、もう一度序盤から見直してみる事にします。
(途中、見逃した回もありますので)

シンケンジャーをご覧になられていない方も
機会があればご覧になってください。お薦めです^^

シンケンジャー 動画で検索(ごにょごにょ)
(先日発売された銀幕版DVDはちゃんと購入してます! しかも限定版^^ 週末に見てみます。)


ウィキペディア 侍戦隊シンケンジャー(ネタバレ注意)
http://ja.wikipedia.org/wiki/侍戦隊シンケンジャー

侍戦隊シンケンジャーを見たか?(ネタバレ注意)
http://www.sirmiles.com/shinkengers/

※キャプチャー画像を交え、各話の詳細解説は脱帽ものです。
※シンケンジャーの各話を一度見た後に、解説を読むと
 シンケンジャーが10倍?楽しめます^^

侍戦隊シンケンジャー 最終幕 最後の名乗りのシーン
(3/8 動画のリンク変更しました。)
http://www.youtube.com/watch?v=k2J73J3jLew

侍戦隊シンケンジャー オープニング
http://www.youtube.com/watch?v=JnW90nKaTRE

侍戦隊シンケンジャー オープニング 第一幕Ver
http://www.youtube.com/watch?v=GeNiz0q7f5U

侍戦隊シンケンジャー 名シーンダイジェスト
http://www.youtube.com/watch?v=qwwUtBwH7tQ

侍戦隊シンケンジャー 名シーンダイジェスト
http://www.youtube.com/watch?v=e-QTKPU4oGE

侍戦隊シンケンジャー 名シーンダイジェスト
http://www.youtube.com/watch?v=o6cGhoApdPU

侍戦隊シンケンジャー 名シーンダイジェスト
http://www.youtube.com/watch?v=nGC5_q9w9nQ
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