終わりのはじまり ～追憶：Seraph（セラフ）の地、オプニングの場所⑤～

記憶のかけら。消えてなくなる前に。

今回も、FF11の世界ヴァナディール、Seraph（セラフ）の地で
最後にフレンドになった白ミスラさん改めマリアさん（仮名）との交流の話を綴ります。

オプニングの場所とは、マリアさんにとって
一度はFFを辞めた場所であり、またもう一度再開した、終わりと始まりの地でした。

そして、そこは、私にとっても最後の旅の始まりの場所となりました。

次は私が案内する番と言う事で、色々と思案した結果、
まずはじめに、私の心の故郷、ウィンダス石の区の星の大樹へ案内する事にしました。

星の大樹は、普通にウィンダスを訪れれば見る事が出来るので
全然特別な場所ではないのですが、
私は、Seraph（セラフ）の地に転生後は所属国をバストゥークにしており
マリアさんも同じく所属国はバストゥークなので、
普段馴染みの薄いバストゥーク周辺エリア以外で私にとって思い出深い場所から選んでみました。

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別サーバーでの前世の記憶を忘れ、
Seraph（セラフ）の地でフィラメントと名を変え、新たな人生を始めた私･･･。
でも、以前の記憶はやはり、忘れる事は出来ない。

”フィラメント”は、少しずつ前のことを思い出していきたいって願いを込めて
前世の名前の断片を繋ぎ合わせたもの。

（私が前世から今まで辿った思い出の場所を順番に案内していこう、
　そして、最後はあの場所に…。）
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星の大樹の幹の中には、星の御子様が住まう天の塔があり、
天の塔の中で流れるBGM「Heavens　Tower」は、とても幻想的な曲で
疲れている時などに訪れると、とても癒される場所です。

Heavens　Tower
http://www.youtube.com/watch?v=-Z3wISmkuqw

（私は前世はウィンダス人で、星の御子様の為に戦っていた。
　志半ばで倒れてしまったけど、”フィラメント”に転生しても、心はウィンダス人のまま。
　いつか、もう一度、星の御子様の元に戻る･･･。）


こうして、マリアさんとはお互いの思い出の場所などを巡りながら、色々な話をしました。
（他に巡った場所の事は、次の機会に綴ります。）

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私
「今、日本では韓国ブームでね。
　韓国のドラマがはやってて、ペヨンジュンとか大人気だよ。」

マリアさん
「えーー。
　ペヨンジュンは韓国では、そんなに人気ないよ。」

注）数年前の会話です。

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マリアさん
「フィラ、母の日に何をプレゼントすればいい？
　日本ではどうしてる？」

私
「日本では、カーネーションの花をプレゼントするよー。」

マリアさん
「そうなんだ、同じだね＾＾」

韓国では恩師の日と言うのもあるのですね。

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マリアさん
「フィラ、日本の友達の卒業記念にプレゼントしたいけど
　何をあげたらいいかな？」

私
「うーーん、、
　韓国のアクセサリーとか帽子とかどうかな？」

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マリアさん
「フィラ、今日ね、日本の友達と電話で話せたよ。」

私
「日本語、うまく話せた？」

マリアさん
「うん＾＾　すごく緊張した。。。
　でもね。その人、韓国語もわかる人だよｗ」

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マリアさん
「フィラ、タイタニックの映画見たことある？
　ねえ。この船の上でタイタニックごっこしよか？
　フィラがディカプリオ（ジャック）の役ね。」

私
「タイタニックの映画は後編しか見たことないよ。」

マリアさん
「後編って？」

私
「日本だと、ＴＶで前編、後編で分けて放送したの。」

マリアさん
「じゃ、フィラは、私の言うとおりにしてみて。
　合図をしたら、Welcomeのポーズで両手を広げてね。」

後日、再放送で前編から見てみて、凍りつく私。

このシーンかぁ･･･。

'Titanic' Theme Song
http://www.youtube.com/watch?v=KU4mGwmgTV4&feature=related

It brought me to you. And I'm thankful.
http://icookie.seesaa.net/article/7466104.html

Taitanic （タイタニック）－An Ocean of Memories
http://www.youtube.com/watch?v=gFks3Q_7Ons

マリアさんは映画が好きで、映画の話をよくしてきました。

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マリアさん
「フィラ、記念にアイテム交換しよう。」

私
「アイテム交換って？」

マリアさん
「お互いの持っているアイテムどおしを交換するの。
　フィラ、種族装備持ってるでしょ？
　私たち、今は同じ種族、性別だから交換できるよ。
　ね、種族装備交換しよ。」

マリアさん
「ブーツと...
　パンツもいる？」

私
「あ、いえ…、パンツはやめておきましょう。」

マリアさん
「フィラ、パンツはね、冗談だよ＾＾」

（まじめに返答してしまった。。。一本取られた感じ＾＾；）
※この時の会話シーンは以下、スクリーンショットの中にあります。

マリアさん
「ブーツは、取る為に一度死んでるから、大切にしてね。」

種族装備
http://wiki.ffo.jp/html/3855.html

カスタムFブーツ
http://wiki.ffo.jp/html/15038.html

カスタムパンツ
http://wiki.ffo.jp/html/15031.html


交換した私のブーツは
もう電子の藻屑となって消えてしまっただろうけど、
マリアさんから貰ったブーツはずっと愛用して身に着けています。

”フィラはどうして、レベル上げしないの？”

”フィラのメインジョブは赤魔道士だね。”

”フィラは･･･。偉い赤魔道士になりましょう”


振り返れば、１年ほどの、ある期間の記憶。

Phiramentの手元に残された思い出のアイテム。
アイテム交換したブーツと、最後に貰った両手いっぱいのレッドローズ。

私は少しは何かを教えてあげる事ができたかな･･･。

マリアさんが辞めてから、私も今までFFを辞めてしまっていたけど、
もう一度、目指してみるね。私なりの、偉い赤魔道士。

また、帰ります。
ヴァナディール、終わりとはじまりの場所に。


※偉い赤魔道士に関わる話は、また別の機会に綴ります。
※最後の文面は、ブログ開設当初に書いていた内容に戻しました。
　下の一枚目のスクリーンショットは、ブログの開設の時にブーツの写真として撮影したものです。